忍者ブログ

このサイトでは、在宅介護・介護制度の知識について紹介しています。

Script:Ninja Blog 
Design by:タイムカプセル
忍者ブログ [PR]
スポンサードリンク


×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

スポンサードリンク


義肢装具士と視能訓練士


義肢装具士

不幸にも事故で体の一部を失ってしまった人や、病気のために体のどこかがうまく機能しなくなってしまった人が、私たちの身近な場所で暮らしています。
義肢とは、そのような人の体の欠損部分の代わりをしたり機能を補ったりする義手や義足などのことをいい、装具とは、体の機能に障害を持つ人の機能回復を図り、機能低下を防ぐために装着する器具をいいます。
近年の義肢や装具は、最新の医療理論にもとづき、ハイテク技術が用いられるようになり、その性能の向上や適合精度の高さには目を見張るものがあります。

義肢装具士の仕事は、これらを医師の支持にもとづいて製作し、患者に対して適合を行なうことです。

他のリハビリテーション系の職種である理学療法士や作業療法士などは、医療機関や福祉の職場で働いていることが多いのですが、義肢装具士はそれとは違ったかたちで仕事をします。
義肢装具士の資格を持つ人は、ほとんどが民間の義肢製作所に勤めていて、その製作所が契約を結んでいる医療機関やリハビリテーション施設、その他の福祉の施設などの治療現場に出張して業務を行なっているのです。
医療機関などからの注文が殺到している製作所では、残業が多くなりがちなところもあるようです。

義肢装具士になるには、国家試験に合格しなくてはいけません。
高校卒業後、義肢装具士養成校または養成施設において3年以上必要な専門知識や技術を修得すると、国家試験の受験資格を得ることができます。


視能訓練士

医療分野のリハビリに関する専門職としては知られていても、福祉の分野では今のところあまり知られていない職種に「視能訓練士」があります。

視能訓練士の仕事は、「見る」という人間の基本的な機能に障害を持つ人に対し、眼科医の指示のもとでその度合いを検査したり、機能回復のための訓練にあたることです。
以前は、斜視や弱視などの障害を持つ人の機能回復のための訓練を行なうときに必要な国家資格でしたが、1993年の法改正により、眼科一般分野で検査などもできるようになりました。
まだ有資格者は少なく、特に男性の割合は10%以下となっており、今のところ女性の多い分野になっています。

また最近では老化による疾患や糖尿病などによって視力が低下した人に対するリハビリ指導も増えてきており、訓練対象が乳幼児からお年寄りまでと幅広くなっています。
このため、視能訓練士の仕事は、こうした幅広い年齢層の人とのコミュニケーションをどうとっていくのかも大切になってきます。

現在、視能訓練士の職場としては、総合病院や国立病院、大学病院など規模の大きな病院の眼科がほとんどですが、高齢化に伴い白内障や糖尿病性の網膜症などが多くなり、福祉の分野でも視能訓練士が行なうリハビリに期待が高まってきています。

視能訓練士の視覚を取得するには、国家試験に合格しなければいけません。
国家試験の受験資格は、
●高校卒業後、指定の視能訓練士養成施設で3年以上専門知識や技術を学ぶ
●大学、短大、看護士養成所等で2年以上修業し、指定科目を履修したのち、厚生労働大臣が指定する養成施設で1年以上専門知識や技術を学ぶ
●海外で視能訓練士に関する学校を卒業したか、免許を取得し、厚生労働大臣から日本で学んだと同じ技術があると認定を受ける
のいずれかです。

PR

スポンサードリンク


福祉住環境コーディネーターと福祉施設 ボランティア活動


福祉施設ボランティア活動


災害に見舞われた地域の復興活動などで、ボランティアの存在が大きくニュースなどでとりあげられたこともありました。
ボランティアと聞くと慈善活動と捉えられるのが一般的でしょうが、実際参加している人に聞くと、そのボランティア観はそればかりではないようです。
ボランティアの存在は老人福祉施設、障害者福祉施設などの福祉の現場でも大変重要な役割となっています。

障害者更生施設での活動が広い範囲で行なわれる分だけ、必要とされるボランティアの年齢や特技なども幅が広くなるのです。
施設での利用者に対するサービス提供は、ボランティアの存在なくしては考えられないものになっています。

ボランティアの仕事と言っても、一部の有償ボランティアというものを除いて、ほとんどが無償になります。
ホームページで調べたり、施設に直接連絡をとって、どんな活動でのボランティアを募集しているのか、交通費や食費等、自己負担がかかるのか、などを確認するとよいでしょう。
また、将来福祉の仕事に就きたいと考えている学生の人は、在学中の時間がとれる時に、積極的にボランティア活動に参加し、施設で働く職員の動きを見て、仕事の内容や雰囲気をつかんでおくとよいでしょう。


福祉住環境コーディネーター

高齢化にともない、お年寄りがちょっとした段差につまずいたり、浴室などで転んだりする家庭内事故が大きな問題となっており、住む人の体力の衰えや障害に合わせた住環境作りが求められています。
そんな中、注目されている福祉の仕事が「福祉住環境コーディネーター」です。

家の構造に不便があって、お年寄りや障害のある人が家の中で動くのに不自由したり、せっかくの福祉機器や介護道具が活用できなかったり、という不都合を解消するために、医療や福祉、建築などの専門家と連携して、個々のニーズにあった住宅の整備を提案していくのが福祉住環境コーディネーターの仕事です。
このように、福祉住環境コーディネーターの仕事は多岐にわたるため、福祉・保健・医療・建築における幅広い知識が求められます。

福祉住環境コーディネーターには1級、2級、3級があり、東京商工会議所によって検定制度が設けられています。
受験資格は、学歴・年齢・性別・国籍に制限はなく、3級に合格していなくても2級の試験を受けることができます。
1級は2級合格者が対象となっています。

スポンサードリンク


社会福祉士と介護福祉士


介護福祉士

少子高齢化が叫ばれてもう十数年が経ち、日本は超高齢化の時代に突入しています。
2015年には、65歳以上の人が総人口に占める割合が約25%にもなると予想されています。
そんな高齢化社会に対応し、寝たきりの高齢者や障害を持った人が安心して介護を受けることができるように、介護の専門家として1987年に制定されたのが介護福祉士の国家資格制度です。

具体的な仕事としては、掃除・洗濯・調理などの家事援助、入浴・排泄・着替えなどの身辺介助、薬の管理・病院への付き添いなどの健康管理、余暇活動参加などの社会活動援助などが挙げられます。
さらに、高齢者や障害児者が対象であるため、入浴や移動時などの介護では体力と機敏な動作も要求されるかなりハードな仕事です。
また、要介護者の家族に対して、介護に関する助言なども行ないます。

福祉の現場では、さまざまな専門職の人々がチームを組んで介護を担っています。
その中で介護福祉士は介護援助の専門職として、施設と在宅の両分野にわたって仕事をします。
特に在宅に関しては、介護保険制度の導入による「施設入所から在宅支援へ」という流れの中で、今後、より介護福祉士が活躍する場となっていくでしょう。


社会福祉士


福祉や介護にかかわる仕事に就きたいと考えているたくさんの人が取得を希望する資格が「社会福祉士」です。
この資格は、厚生労働大臣の指定を受けた(財)社会福祉振興・試験センターが実施する国家試験で、福祉系大学を卒業するほか、社会福祉士一般養成施設を卒業するなどして受験資格を得た人が受けることができます。
受験資格等の詳細は(財)社会福祉振興・試験センターに問い合わせるか、ホームページなどでも確認できます。

社会福祉士は、専門的な知識や技術をもって、身体や精神に障害がある人や生活環境上の理由から日常生活を営むのに支障がある人々に対し、福祉に関する相談に応じたり、助言や指導、その他の援助を行ないます。
社会福祉施設では、生活相談員、児童指導員、母子指導員などとして働きます。
社会福祉協議会では、福祉活動指導員、福祉活動専門員として、地域住民の福祉に関する相談を受けたり、福祉サービスの企画・実施にあたります。
保健医療機関では、医療ソーシャルワーカーとしての仕事に従事します。
また、シルバーサービス産業でも、利用者へのケアの質や提供品の質の向上をめざすために、社会福祉士の専門性が必要とされています。

このように社会福祉士は、福祉分野において広く活躍しているわけですが、社会福祉士に求められるのは資格取得の事実だけでなく、むしろ専門知識と専門技術の土台となる個人の人間性です。
利用者をひとりの人として尊重し、人は成長するという強い意志を持っていなければなりません。
そうした土台のうえに、専門知識と技術、一般教養と職業倫理を持ち合わせた人が、信頼される社会福祉士になれるといえるでしょう。



ダイエット・美容の知識と方法 /  就職・転職の知識 /  アウトドア キャンプの知識 /  一人暮らしに役立つ情報 /  子育て・育児の知識  /  観光旅行案内 /  在宅介護・介護制度の知識 /  住宅ローン /  世界遺産の案内 /  オーラソーマ /  内職・斡旋 /  料理・レシピ・グルメ /  資格試験情報 /  保険用語 /  株式用語 /  医療資格 /  お金の用語 /  脂肪吸引でダイエット /  田舎暮らしの準備と知識 /  ブランドとファッション /  冠婚葬祭のマナー /  住まいの知識 /  保険の知識 /  医療と病気 /  マナーの常識と知識 /  車とバイクの知識 /  内職・斡旋・在宅ワークの基礎知識 /  自己破産・クレジットについて /  風水と占いとパワーストーン /  旅行用語 /  エコ・リサイクルについて考えよう /  投資の基礎知識 /  グルメとレシピの知識と情報 /  ペットのしつけと飼い方 /  美容と健康 /  話題のファッションとブランド /  就職・転職の知識とアドバイス /  妊婦と子育ての知識 /  風水と占いの知識 /  車とバイクの知識と常識 /  介護福祉の制度とサービス /  病気の予防と医療の知識 /  住宅購入とリフォームの知識 インテリア・ガーデニング情報 /  保険の選択と見直しと知識 /  旅行案内 /  結婚相談 / お見合い / 冠婚葬祭 マナーと知識 /  パソコンの役立つ知識と方法 /  さまざまな趣味と娯楽 /  話題の家電情報 /  外国語の活用と上達方法 /