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寝たきりの方の介護


拘縮予防と外出の介助


寝たきりの老人に発生する拘縮とは、関節が屈曲した状態で固まってしまうことを言う。

寝たきり老人など動かさない状態を長く続けると発生し、高齢者ほど急激に症状が現れる。

悪化した場合は治療が難しいため、寝たきり老人は”介助による予防運動”が欠かせない。

また、外出も予防に効果的とされ、積極的に外出を促すことも予防につながる。

この”拘縮の予防”は早期に行うことが重要である。

まずは医師からの指示が基本であるが、できるだけ早期に身体を動かし、関節が固まらないようにつとめることが必要である。

寝たきりの高齢者は、ひざ関節にこの拘縮が最も出やすく、片マヒの人ではひじ、指関節などにも多く現れる。

脳卒中を患うと、爪先が下に下がったいわゆる「垂れ足」の状態で固まりがちなので、足・ひざ・股関節の拘縮予防が大切になる。

いずれにしてもたとえ寝ている状態であっても、手足だけは動かすようにすることが大事である。

発病後、早い場合では3日間ほど関節を動かさないと、固まってしまう場合も少なくない。

関節が拘縮すると、関節の運動に関係する筋肉が脱力状態となり萎縮するため、出来る限り動かすことが必要なのだが、痛みを伴うので、本人まかせではなかなか長続きしないことが多い。

このため、高齢者本人に自覚を持たせ、家族も一緒に方法を学んで適切な手助けをしつつ心身両面から支えてあげることが大切である。

拘縮予防の運動は、いつからどの程度の運動をすべきか、医師の指示を仰ぐことがまず必要である。

その上で専門家の指導のもと進めるのであるが、毎日行うことが基本なため、本人ができるようになることが理想である。

拘縮予防運動のポイントは、

1.高齢者本人にやる気を起こさせること。

2.できるだけ本人に行わせ、残存能力を生かすようにすること。

手助けは必要最小限にとどめる。

3.自分で行うのが無理なうちは、介護の人が正しい方法をマスターして行い、だんだん本人にさせる方向にもっていくこと。

痛がる場合は無理をせずゆっくり少しずつしないと、運動嫌いにしてしまうので注意する。

痛がるからといってすぐにやめたり、何もしないのはダメ。

4.少しずつでも毎日続けること。

一度に長時間行って翌日は休み、というより、短時間でも休まず続ける方がずっと効果が上がる。

5.予防のための運動はドラマチックに効果が現れるというものではないので、高齢者への心配りが特に必要。

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ホームヘルパー資格廃止

現在ホームヘルパーの資格を目指し、介護現場への就職や転職を考えている人も多いと思いますが、実はこのホームヘルパーの資格は近い将来なくなります!厚生労働省より、今あるホームヘルパーの資格を介護福祉士に統一することが決まりました。

今働いているホームヘルパーさん達は、必死に介護福祉士の受験しているというのが現状です。

ホームヘルパー資格廃止の背景は、やはり専門性と技術向上が目的となっております。

福祉も医療と同様に、より専門性が求められてきているということです。

ですから今までのように簡単にホームヘルパーの2級の資格をとって、現場への転職するという甘い時代ではなくなるということになります。

現段階でホームヘルパーの資格取得は無駄なのかというと、そうではありません。

本気で福祉現場に転職、就職を検討しているのであれば、まずホームヘルパー2級の資格を取得し、すぐ就職してしまいましょう!

ホームヘルパー2級資格を持っていれば、研修時間が大幅に免除され、スムーズに介護福祉士を取得することが可能になります。

実務経験2年で介護福祉士受験資格を得る事が出来ます。

介護保険制度の準備期では、とにかく今いる高齢者へのサービス、人材、資格者が求められてきていましたが、今後、福祉分野はより質の高い専門性が求められており、ホームヘルパーという資格も質の向上と共に専門性が求められているのです。

ホームヘルパーを目指すのであれば今が一番良い時期なのかもしれません。

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動物介在活動(アニマルアシステッドアクティビティー(AAA))

動物介在活動(アニマルアシステッドアクティビティー(AAA))とは

最近よく「アニマル・セラピー」という言葉を耳にする。

この言葉は、「アニマル・アシステッド・セラピー(Animal Assisted Therapy)」と、「アニマル・アシステッド・アクティビティー(Animal Assister Activity)」の両方をさして使われているが、この二つの言葉はまったく意味が違う。

「アニマル・アシステッド・セラピー」は、AATと略され、お医者さんや作業療法士が患者の状態に合わせて行う医療行為であり「動物介在療法」と訳される。

一方、「アニマル・アシステッド・アクティビティー」はAAAと略され、老人ホーム等への慰問活動のことで、日本語では「動物介在活動」と訳される。

このAATとAAAが間違って使われるようになったのは、日本のマスコミが混同して流布したことによると言われている。

実際にこのAAAを採用している施設は、日本にはまだ少ないが、老人ホームへの慰問等に動物愛護団体が参加するなどして、徐々に普及してきている。

AAAは、犬や猫などどいった動物を連れて高齢者施設などを訪ねて、ペットを撫でたり、声をかけたりすることによって運動や言語訓練、さらには精神面のリハビリの手助けをする活動であり、動物とふれあうレクリエーション活動なども「動物介在活動」に含まれる。

高齢者が動物に触れることで、運動機能の改善のほか、脳の活性化を図り、痴呆予防、又痴呆進行予防にも効果があると今では広く知られている。

自力、介助歩行、車椅子の方、寝たきりのお年寄りなど、その人の症状に合わせて、場合によっては枕元でも動物達と触れ合うこともできる。

徘徊・夜間不眠等の問題行動を持つ方も、動物には怖がらずに手を伸ばすことがある。

今後はますます高齢者社会となっていくことから、「動物介在活動」は、これからの介護予防事業に取り入れられることも考えられている。

ただし、高齢者は、思うように身体が動かなかったり、思いがけない行動にでたりすることがある。

施設を訪問する動物は、施設への入居者である高齢者の方々に感染症を移したり、怪我をさせたり事故をおこすことがないよう、訓練をうけており、認定試験に合格しなければならない。



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